こんにちは!
本日は、VYMとHDVをチャートで比較したり、どっちに投資するのが
いいのかといった疑問にお答えします!
米国のETFがいいってのは分かったけど、
どれも同じように見えて、選び方が分からない!
こういった方向けの記事です。
では、いきましょう!
まずはチャートで比較してみる
細かい説明より、これまでのパフォーマンスをそれぞれ見てみましょう。
青がVYM、赤がHDVのグラフとなっています。
Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance Newsより作成
HDVが始まった約12年間のパフォーマンスで比較すると
12年間のパフォーマンス
- HDV:101.93%の成長
- VYM:106.44%の成長
少しVYMのリターンの方が高いですね。
また、○○ショック時の下落耐性も大きな差は見られません。
ほとんど、同じような動きをしています。
構成銘柄はどうか?
次にETFを構成する銘柄を見てみましょう。
VYMの構成
VYMの上位銘柄がこちら
見てもピンとこない企業もたくさんあると思います。
しかもVYMは構成銘柄数が465もあるので、
結局のところ、どういう分野の銘柄が入っているかが重要です。
VYMは、
- 金融 (18.9%)
- 生活必需品 (13.4%)
- ヘルスケア (13.1%)
の3つが多いと覚えておけばいいでしょう。
これらの3つの特徴は何かというと、
- 金融:景気が回復するときに強い (景気回復すると貸し出す金利も上がる)
- 生活必需品:不況時に強い (トイレットペーパー、洗剤いつでも必要です)
- ヘルスケア:不況時に強い (医薬品は常に必要とされています)
なので、下落に強くありつつも、金融銘柄も含まれているので、
好景気にも期待できるといった感じですね。
あと、構成銘柄が465なのでかなり分散が効いています。
HDVの構成
HDVの上位銘柄がこちら
こちらも知らない企業がたくさんあると思います。
HDVは構成銘柄数が75です。
どんな分野の銘柄が多いかというと、
HDVは、
- ヘルスケア (20.83%)
- 生活必需品 (17.13%)
- エネルギー (16.52%)
- 通信 (13.83%)
が多く、この比率は入れ替わりが多いので目安くらいに
思っておくといいでしょう。
これらの4つの特徴は何かというと、
- ヘルスケア:不況時に強い (医薬品は常に必要)
- 生活必需品:不況時に強い (トイレットペーパー、洗剤いつでも必要)
- エネルギー:インフレ時に強い (消費、移動が活発→ガソリン等の燃料が使われる)
- 通信:安定感 (通信キャリアを使わない日はほぼないでしょう)
なので、下落にはもちろん強いですが、かなり安定感のあるETFだと言えます。
配当利回りはどうか
配当利回りは結構重要ですよね。
HDVがこちら
HDV:iシェアーズ コア米国高配当株 ETF 配当 |アメリカ株(米国株) | 投資の森 (nikkeiyosoku.com)
VYMはこちら
VYM:バンガード・米国高配当株式ETF 配当 |アメリカ株(米国株) | 投資の森 (nikkeiyosoku.com)
配当だけで見るとHDVの方がよさそうですね。
ただ、VYMを少しフォローするならば、初めに出したチャートからも
成長率がVYMの方が大きいので、一概に配当だけでは判断できないですね。
運用費はどうか
ETFを保有していると運用費用つまり、経費率というものがかかってきます。
それぞれの経費率は、
経費率
- HDV:0.08%
- VYM:0.06%
大きな差はありませんね。
ただ、少しでも運用にかかる費用を抑えたいのであれば、
VYMの方がよいのかもしれません。
まとめ
好きな方を選びましょう。
分散が効いていて、経費率も低いVYMにするか
構成銘柄を絞ってかつ、配当が多いHDVかといったところですね。
今日もありがとうございました。