本日は、投資信託の複利効果のお話をしたいと思います!
「 複利ってどういう仕組みなの? 」
「 投資信託は複利が無いって聞くけどどうなの? 」
こんな疑問にお答えします。
では、行きましょう!
Contents
投資信託にも複利はある
結論からいうと、投資信託にも複利効果はあります。
まず、念のため複利について。
知っているよって方は、下まで飛ばしてもらって構いません。
複利とは、
「 増えたお金にも利子が付く」ことです。
シンプルですね。
例をあげましょう。
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仮に100万円を運用していたとします。
年間 5 %の利子がつくとすれば、
1年後は105万円になっています。
では、2年後はどうか。
次は、もともと入れた100万円に利子がついた
105万円を運用していることになります。
なので、2年後は105万円に対して5 %の利子が付くので、
110万2500円になります。
(計算は割愛します。)
逆に利子の5万円を運用に回さないと
どうなるか。
これは単に100万円が 5 %で運用されるだけなので、
2年後は、100万円+5万円(1年後の利益)+5万円(2年後の利益)
=110万円
になります。
複利の場合と比較すると、
2500円の差が生まれています。
これがいわゆる複利運用の効果ですね。
どういう仕組みか?
では、投資信託の場合はどうか。
複利とは、増えたお金にも利子が付くのでした。
でも、投資信託は再投資していないような。。
過去の私もそう思っていました。
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例を挙げながら説明します。
1万円分の投資信託を購入します。
これが1年後に、1万2000円になっていたとします。
投資信託には、分配金というものがあります。
※分配金は配当金とは異なりますが、意味合いとして同じものです。
簡単に言うと、投資信託の運用益の一部をわたしたちに還元するときの呼び名です。
投資信託はこの分配金を再投資するか、しないか
を選ぶことができます。
この分配金を再投資することが、投資信託の複利運用になります。
投資信託の価格というのは、
で算出されます。
・総純資産総額…投資信託に入っている株の値段の合計や、投資に回してない現金分
・口数…みんなが投資信託を合計で何個持っているか
総純資産総額が大きくなれば、含み益も大きくなりますね
実は、分配金というのは
この総純資産総額から支払われる仕組みになっています。
なので分配金を受け取ってしまうと、
投資信託の値段が下がって、逆に利益が減ってしまうんです。
分配金は受け取らずに
投資信託に再投資するのがいいですね。
まとめ
・投資信託には、分配金がある。
・分配金が総純資産総額に再投資されることで、複利効果が出る
新NISAも始まって疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
今日もありがとうございました。